SEOスパムとは

不当なSEOの方法を用いて検索エンジンの上位に表示させようとする行為、またはそれを行なったWebサイトのことです。
検索結果の整合性を乱すことになり、検索エンジンの利用者は本来探している情報へたどり着くことが困難になってしまいます。
ディレクトリ型検索エンジンの場合は、人の手によって登録されているので問題は少ないが、ロボット型検索エンジンはロボットが独自の判断で行っているため検索エンジンスパムにかかりやすいです。
検索エンジンスパムには、検索する利用者を他のページに転送するためのリダイレクトページや、利用者が見えないテキストを埋め込んで検索にヒットさせる隠しテキストページ、クローキング、リンクファームなど様々なものが存在する。
最近では人手によるチェックなどで違反行為が発覚すると、ペナルティとして検索順位を下げられたりインデックスから削除されることがあります。

努力をする価値はある

SEOのためのサイトマップは2つある。一般ユーザーにナビゲーションなどの利便性をもたらすWeb版サイトマップと、ロボット巡回を促進する検索エンジン専用のXML版サイトマップです。Web版サイトマップもロボット巡回を促進する効果はあるし、各検索エンジン側もサイトに設置することを奨励しています。
ロボットは通常、リンクをたどってやって来ます。しかもすでにインデックスされているページのリンク、つまり検索エンジンに登録済みのページからリンクを受けていなければなりませんし、インデックス済みページからリンクを受けているからといって巡回が保証されるわけでもありません。
なので、XML版サイトマップを用意したなら、このサイトマップを検索エンジンに伝えることのみです。そうすれば遅かれ早かれ、ロボットはXML版サイトマップに記載されたわがサイトの各ページを巡回しはじめるでしょう。